富裕層セレブQ&A

なぜファミリーオフィスは中国人富裕層セレブに支持されるか?

【写真】各種銀行ATM/チャンギ国際空港(シンガポール)

 
Q.最近「ファミリーオフィス」というセレブ向けサービスを知ったのですが、プライベートバンクのことですか?

 
A.「ファミリーオフィス」は欧米の歴史ある資産管理事業で、顧客が管理できるプライベートバンクです。

 
ヨーロッパで誕生した富裕層セレブが利用する資産管理銀行「プライベートバンク」(プライベートバンキング)は、顧客の要望に合わせて資産を保全・運用するなど総合的サービスを提供する専門的金融機関です。
 
たとえば、金融資産1億円を預金したとすると、年利約5~10%、金額にして約500万~1,000万円が不労所得として入ってくるサービスなどがあります。

 
そんな「プライベートバンク」部門で有名な企業として、「クレディ・スイス」・「UBS」・「ピクテ」・「ゴールドマン・サックス」など外資系が一般的に知られていますが、最近では「三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券」・「三井住友銀行」など、日本人富裕層を対象にサービス提供する企業も知られるようになりました。

 
しかし、近年最も増え続けている中国人富裕層の中には、プライベートバンクに対する疑問を持つ人も多く、中には一族の資産を「ファミリーオフィス」という欧米の歴史ある富裕層たちが利用してきた運用スタイルを通じて資産管理を始めるケースも増えてきています。

 
じつは、現在の中国人富裕層の多くは一代で財を成してきた実業家・事業家が大半を占め、その運営企業の多くが一族メンバーにより経営されている現状があります。
 
そのため、一族の財産やビジネスモデルを次代に継承するため、資産管理には常に目を光らせているのです。

 
そこで中国人セレブたちが仕入れるのが「プライベートバンク」(プライベートバンキング)に関する情報なのですが、金融知識が豊富な中国人ほど、一族の資産を次世代のファミリーメンバーに継承するため「ファミリーオフィス」を選択すると言われています。

 
「ファミリーオフィス」は、6世紀頃にヨーロッパで行われていた資産管理が起源と言われており、19世紀にロックフェラー家・モルガン家らが一族運営の資産運用管理会社として設立したサービスです。
 
* 現在「HSBC Private Wealth Solutions」・「Citi Private Bank」・「Pictet」など多数あり

 
サービス内容は「プライベートバンク」(プライベートバンキング)と同様ですが、利用者に適した資産運用や、独自に選出した資産管理の専門家や会計監査・法律アドバイザーなどを雇える点が、一族経営で成功してきた中国人セレブには魅力なのです。
 
また、一族が経営するプライベートバンクなので、高額な手数料が発生しません

 
そのため、2000年頃から数年で香港・シンガポールを中心に欧米系「ファミリーオフィス」事業が次々参入し、2016年時点ではアジア主要都市で約200もの事業体が存在すると言われています。
 
しかも、今後10年でさらに多くの企業がファミリーオフィス市場に参入する試算も出ているようです。

 
なお、すでに「ファミリーオフィス」を利用している中国人富裕層には、王健林氏の息子・王思聡(北京普思投資有限会社)、UBSウェルスマネジメントのバンカー・顔懐江(Fusion Family Office)、香港の超富裕層・諸立力(中国東方投資集団)など多くの財界人がおり、もちろん世界一の富裕層・ビルゲイツ(Billand Melinda Gates Investments/Cascade Investment Inc)も活用しています。

 
(参考文献:ZUU online/https://zuuonline.com/)
 

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