日本の富裕層セレブ&お金持ち

富裕層の定義,種類(日本人億万長者)

【写真】ポート・ハーキュリー(Port Hercule)/モンテカルロ(モナコ公国)

日本人富裕層セレブ・億万長者の定義

一般的に言われている「富裕層」の定義・条件は、「年収3,000万円~5,000万円以上純金融資産1億円~約1億2,000万円以上」です。この純金融資産は、預貯金、株式、債券、投資信託などから構成される資産で、金融資産の合計額から負債を差し引いた金額を表します。

 
また、富裕層の中にも階級なるものが存在し、英大手不動産コンサルタント・ナイトフランクによる「ウェルス・レポート」の定義を参考にすると、下記のように大きく5種類に分けられるようです。
 

“ウェルス・レポート”による富裕層の定義

●富裕層: 100万ドル/約1億2,000万円以上(=ミリオネア)
●マルチミリオネア: 1,000万ドル/約12億円以上
●超富裕層: 3,000万ドル/約36億円以上
●富豪: 1億ドル/約120億円以上(=センタミリオネア)
●大富豪: 10億ドル/約1,200億円以上(=ビリオネア)
 
* 金額は、主な居住用不動産、収集品、消費財、耐久消費財を除いた投資可能資産額を表します。

 
一方で、日本の「野村総合研究所」の定義によれば、富裕層は純金融資産1億円~5億円超富裕層は純金融資産5億円以上とされています。
 

“野村総合研究所”による富裕層の定義

●マス層: 3,000万円未満
●アッパーマス層: 3,000万円以上5,000万円未満(=プチ富裕層
●準富裕層: 5,000万円以上1億円未満
●富裕層: 1億円以上5億円未満
●超富裕層: 5億円以上

日本人富裕層セレブ・億万長者の種類

日本人の富裕層セレブには、大きく分けて2つのタイプの人たちがいます。

 
1つは代々資産を引き継いできた「オールドリッチ」、もう1つが企業のストックオプションやデイトレード、または起業、さらには医者、弁護士、会計士などの専門職(ただし主に60代以上が多い)や芸能人、スポーツ選手として成功し億万長者(金融資産1億2,000万円以上)になった「ニューリッチ」です。そして、前者はバブル以前から続いてきた資産家、後者はバブル崩壊後に誕生した新世代の富裕層セレブといえます。

 
しかし、富裕層大国のアメリカ合衆国を中心とする世界の富裕層を基準にすると、日本の富裕層セレブはほとんどが中流階級(ミドルクラス)に属しており、資産数数10億円~数1,000億円を超える上流層(アッパークラス)は、日本人富裕層の中でも数%程度しかいないと言われています。

 
一方で、例えば職に就かずフリーターをやっていたとしても、世界の基準で見ると日本人がマス層にも満たない「下流クラス」に分類されることはほぼない点は恵まれているかもしれません。
 

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