【写真】タリン歴史地区(Historic Center of Tallinn)/タリン(エストニア)
ミリオネア(資産総額1億~10億円未満)
富裕層・お金持ちと言われるセレブには、大きく3タイプの人たちが存在しており、それぞれの資産額の段階によってお金の使い方が大きく異なっています。そして、その最初の段階が、資産総額1億~10億円未満の「ミリオネア」です。
「ミリオネア」は、ワールドブランド系ファッション、高級時計、高級家具、高級車、ヨット、豪華海外旅行など、他人に自己顕示できるラクシュリー品を求めやすいクラスです。しかし、一生何もしないで生きていくことは難しい資産額なので、基本的に仕事はやめられません。
ビリオネア(資産総額10億円~100億円)
「ビリオネア」は、資産総額10億円~100億円の人たちのことを指し、ミリオネアの消費行動に加えて、不動産(別荘を含む)やアート、クルーザーなどを求めるようになり、投資割合を上げる時期ともいえます。また、お金目当ての人たちが近づくのを避けるため、信頼のおける親しい人たちとだけ接するクローズドなコミュニティを形成する傾向にあるようです。
仕事については、センタミリオネア(10億円~30億円未満)なら、贅沢でなければ辞められます。一方メガミリオネア(30億円以上)は、仕事をしなくても一生生きていける状態と言え、日本で最も多い富裕層クラスがここにあたります。
スーパービリオネア(資産総額100億円以上)
「スーパービリオネア」は、資産総額100億円以上のクラスの富裕層を指し、プライべートジェットや宇宙旅行、寄付や慈善活動などを積極的に行うようになり、財団を設立して社会貢献する人もいるというくらい世界的な視野を持っている人たちのことを言います。とくに、贅沢品の購入よりも、贅沢な体験や資産の社会還元を重視するようです。