富裕層セレブQ&A

AIプライベートジェット!?ドローン型航空タクシーが開発進行中

Q.普通の人が全自動プロペラ機を利用できるようになると聞きました。いったいどういうことですか?
 
A.おそらく、ウーバーが開発中の航空輸送サービスのことだと思います。

 
次世代の交通手段として、空飛ぶタクシー「UberAIR」の開発を進めている配車アプリ「ウーバー」((Uber)をご存知でしょうか。「UberAIR」は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードして、ウーバーで車を呼ぶ時と同じような手続きで巨大ドローンのような無人電動運転ヘリコプターを呼び出し、指定されたビルの屋上でヘリコプターを待つという航空輸送サービスです。

 

 
運営側のウーバー・テクノロジーズは、新たな交通インフラを実現するにあたり、サービスで利用するヘリコプターを新規に設計したり、航空会社で働く職員や専門技術者などを新たに雇用する計画はなく、すでに事業を行っている既存の企業と提携するなどして航空配車サービスを行うことを視野に入れているようで、現在は無人機開発を目指す「Karem Aircraft (カレムエアクラフト)」やブラジルの航空機メーカー「Embraer (エンブラエル)」、「Aurora Flight Sciences」などがその1つの提携企業として協力しているとのことです。

 

 

* 開発中の無人機「Butterfly」と「eCRM-003」

 
また、すでにアメリカのテキサス州の街・ダラスとアラブ首長国連邦のドバイで試験運用をスタートしており、今後は車の渋滞が日常的な問題になっているアメリカのロサンゼルスや、フランス、日本、オーストラリア、インド、ブラジルの中から3都市を試験場に選定して試用サービスを始める計画があるようで、無人航空システム向けの自動交通管理システム(UTSUAS)を開発するにあたり、アメリカ航空宇宙局(NASA)と協力する方針も明らかにしています。

 
しかし一方で、既存の飛行機やヘリコプターによってすでに航空インフラ網は敷かれており、特に大都市圏の上空では航空管理システムとの調整が必要になるので、実際は多くの課題が残されています。また、大型ドローンヘリコプターの発着場所が制限されることから、配車アプリ「Uber」のように利用者が降りたい場所に降車することが難しいという問題だったり、利用者とヘリコプターの数によって高額の運賃が避けられない可能性が高いこと、あるいは電動のため定期的な車両の充電が必要になることなども考えられています。

 
2023年には、空飛ぶタクシーを使った「UberAIR」をスタートする計画とのことで、これまで富裕層が利用していたプライベートジェットのような空間を配車アプリで誰でも気軽に使える時代に入ることを見越して、今後の開発に期待したいところです。
 

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