富裕層セレブQ&A

30代富裕層の海外移住先,居住地,住む場所はどこ?

【写真】サーファーズ・パラダイス(Surfers Paradise)/ゴールドコースト(オーストラリア)
 

Q.30代富裕層の海外移住先で人気の国はどこですか?
 
A.現在は、シンガポールや香港、マレーシア、タイなどが多いようです。

 
以前は、富裕層の海外移住先で人気だった国は、ニューヨークやロサンゼルスなどのアメリカ合衆国、オーストラリア、ニュージーランド、欧州などが中心だったようですが、2015年時点の情報でいえば、30代の富裕層セレブ(金融資産1億2,000万円以上)の海外移住先として人気が高い国は、シンガポールや香港、マレーシア、タイなどが多いようです。

 
これは、アメリカや欧州(イギリス・スイス・モナコなどを含む)に住むだけの資産や経済力を持ち合わせていないものの、お金と時間を手に入れた準富裕層・新世代セレブが増えたことや、シンガポールや香港では税金・節税の面での優遇制度に優れている点が、これらの国を選択する大きな要因になっているようです。

 
* スケールの大きい企業(とくにIT関連)はシリコンバレー(アメリカ)、中堅組織はシンガポール、小企業・ベンチャー企業は香港(中国)、世界的スタートアップ企業はユダヤ人国家のイスラエルに多い傾向があります。

 
しかし近年、世界中の富裕層セレブがこれらの国に居住してきたことにより、富裕層向けのサービス価格や商品物価が高騰したため、ある見解では年収5,000万円以上ある人でないと税金面で大きな恩恵を受けられないとも言われています。

 
また、あくまで居住国資産運用をシンガポールや香港のような税金が安い国にするということで、実際は年に半分~1/3を日本で過ごして、日本で発生した所得については日本で納税(国外源泉徴収)し、子供の外国語教育などを視野に入れ別荘をイギリスやフランス、イタリアなどに所持したり、休暇をグアムやマルタ島など暖かい国で過ごす、さらに投資による運用をタックスヘイブン国家(英国ヴァージン諸島・カリブ海ケイマン・マン島・スイスなど)で行うなど、用途によって様々な国を使い分ける生き方をしています。

 
ちなみに、国籍は世界的な評価が高い「日本」にそのまま置いておくケースが多いようです。

 
≫ 富裕層が多い国や地域はどこ..?
 

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