【写真】ルツェルン(Luzern)/スイス
Q. お金持ちや大富豪になれる人の習慣・共通点、なれない人の特徴はありますか?
A. 仕事やお金の考え方については、大きく3つの共通点があるようです。
無駄なお金を使わない
大富豪やお金持ちは、一般庶民と比べるとはるかにゴージャスで贅沢な暮らしをしていると思われがちですが、じつは彼らには倹約家が多いことをご存知でしたか?とくに「フォーブス」(Forbes)誌で毎年発表される「世界の富裕層ランキング」の常連富豪たちは、多くが無駄遣いを徹底的に控える傾向にあるようです。
●ビル・ゲイツ(Microsoft元会長)
飛行機に乗るときは極力エコノミークラスを利用。
●ウォーレン・バフェット(投資家)
若い頃購入した郊外の家に住み、愛車は旧式フォルクスワーゲン。
●マーク・ザッカーバーグ(Facebook CEO)
いつも同じTシャツを着ることが多い。
●スティーブ・ジョブス(Apple元ファウンダー)
いつも同じ服装をしていた。
*堀江貴文(livedoor元社長)
服はすべてネットで買い、時間を節約していた。
貯金よりも投資をする
お金持ちの共通点として、単に無駄なお金を使わない倹約家というだけでなく、自ら稼いだお金を将来的にリターンが期待できるものへ投資する傾向にあります。
それは、自らの仕事に関係するスキルや設備への投資、年数を経るごとに価値が上がる金融(株式など)や不動産への投資、あるいはバカラ、ルーレット(丁半賭博のみ)のような勝率50%のカジノゲーム、慈善団体への多額な私財投資など多岐に渡りますが、あくまで「預金するなら投資」というスタンスで、有益なことには惜しみなくお金を使います。少なくとも、ミリオネアが高級ブランドに囲まれて暮らしているという思い込みは、多くの場合誤ったイメージなのです。
利益を考えない
お金の専門家・本田健氏によると、金融資産10億円以上の多くの超富裕層たちは、お金のことを考えて仕事をしていないそうです。
これは、利益にフォーカスすることで逆にお金が逃げていくという教訓があるためで、彼らがフォーカスしているのが相手の期待を上回るものを提供することだからのようです。この習慣を続けていれば、周囲の人にその気持ちが伝わり、結果としてお金がついてくるというわけです。