富裕層セレブQ&A

日本人の貧富の差・所得格差は拡大するのか?富裕層1%の未来

【写真】プルマンバンコクホテル(Pullman Bangkok Hotel)/バンコク(タイ)

 
Q.日本も海外諸国と同じように、貧富の差・所得格差は拡大するのでしょうか?

 
A.資本主義経済で回っている以上、格差拡大はあり得ると思います。

 
ニューヨークの「CNN Money」によると、2016年1月18日までに世界の富裕層の上位62人が保有する資産が、世界人口の下半数にあたる36億人の合計保有資産と同額の1兆7,600億ドル(約211兆2,000億円)であることが分かりました。
 
当データである「An Economy for the 1% 2015」は、貧困撲滅を掲げ貧困問題に取り組むNGO(非政府組織)「Oxfam Internatonal」が明らかにしたもので、Forbes誌が毎年発表する「世界長者番付」や金融大手・クレディスイスの資産動向データなどを基に算出した結果とのこと。

 
また、上位グループの資産額は過去5年間に約5,000億ドル(約60兆円)も増加しており、反対に世界人口の下位半数の資産額は合計1兆ドル(約120兆円)と2倍も減少したそうです。

 
これらのデータから、今後世界の上位1%の富裕層が持つ資産額が、残り99%が保有する合計資産額を上回る可能性があり、もうすでにその世界が現実に起こったとさえ言われているのです。

 
一方日本では、様々な経済学者や事業者・投資家らによって、2015年前後を境に貧富の差が徐々に拡大していくという見解がされてきました。
 
その理由の一つとして、インターネットやスマートフォンなどITの発達や、航空旅客機(LCC・船舶を含む)の交通網充実等によりビジネスの垣根がなくなったことが挙げられており、さらに今後は国を超えて法律・文化さえも一つに近づいていくと考察する研究者も出ているほど。
 
現状、資本主義を中心に回っている世界の動向から遅れをとっている日本ですが、これから少しずつ平等社会が姿を消していき、いずれは「富裕層1%とその他大多数の貧乏人」という未来が実際に訪れることも十分考えられるでしょう。

 
ちなみにクレディ・スイスの「グローバル・ウェルス・リポート2016」によると、世界全体の0.7%に過ぎない富裕層が世界の資産の半分近くを所有しているとデータが出ており、貧富の差が最も激しい国はロシアで1%の富裕層が74.5%もの資産を持ち、次いでインドタイでは1%の富裕層がそれぞれ58.4%58.0%の資産を所有しているという結果が出ています。
 

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