富裕層セレブQ&A

セレブが狙うアメリカ不動産,豪邸は何州が多い?

【写真】アリアリゾート&カジノ(Aria Resort & Casino)/ラスベガス(アメリカ合衆国)
 

Q.アメリカの不動産で、大富豪やお金持ちたちの多くが狙う投資物件は何州が多いでしょうか?
 
A.最近注目されているのは、ラスベガスがあるネバダ州のようです。

 
不動産価値の安定的な上昇が期待しやすいアメリカ合衆国では、ニューヨークを中心とする東海岸、新興の超富裕層が年々増加しているシリコンバレーサンフランシスコ)やロサンゼルスがある西海岸など、これまで海岸線沿いに富裕層向けレジデンスが集中していましたが、現在アメリカ在住の富裕層を中心にダラス州やオクラモ州、フロリダ州、アリゾナ州、ネバダ州など内陸部の不動産に注目が集まっています。

 
その中でも、とくに超富裕層(スーパーリッチ)に注目されているのがネバダ州の「ラスベガス」で、意外にも昔砂漠が広がっていたこの地では、広さ3,500平米以上、安い物件で400万ドル、高い物件で3,000万ドルレベルの豪邸が多く売られています。

 
ラスベガスで大きな成功を収めている不動産投資会社アプルトン・プロパティーズによると、ネバダ州の不動産が注目されている理由として、所得税・法人税がなく節税効果が大きいこと、またニューヨークなどの大都市に比べて1/3ほどの価格で同等以上の広さの家が手に入る点に魅力があることを挙げています。

 
また、最近では「オーガニックハウス」と呼ばれる自然環境設備を備えた物件が人気になっており、特殊なフィルターを使って室内空気を外気の4~5倍清浄な環境にしたり、体温センサーで効率的な冷暖房を行うなど、ハイテク完備の住宅に注目が集まっているようです。

 
(参考文献:GQ JAPAN No.159/GQ JAPAN.JP,2016)
 

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